今井裕介
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今井 裕介(いまい ゆうすけ、1977年9月20日-)は元スピードスケート選手。長野県南佐久郡臼田町(現・佐久市)出身。身長175cm、体重75kg。
[編集] 経歴
- 佐久長聖高等学校、山梨学院大学卒業。
- 高校時代はショートトラックスピードスケート選手。大学入学後にスピードスケートに転向し、長野オリンピックでは1000m11位、1500m16位、
- ソルトレークシティオリンピックでは1000m15位、1500m34位。
- 企業の廃部に伴い、従来の企業スポーツから脱却し選手自らがマネジメントを手掛ける「チームディスポルテ」を設立し、スポンサー探しに奔走した。当初は資金難で「スケートどころではなかった」と振り返るが、地道な活動が徐々に実を結び、ニコンや大相撲の横綱朝青龍が所属する高砂部屋など5社のスポンサーを獲得するまでに至り、中距離のリーダー格として若手をけん引した。
- トリノオリンピックでは1000m20位、1500m34位。トリノオリンピックを最後に現役を引退。オリンピックでは入賞すらできなかった。引退会見では、元々世界との差が大きい選手であることもあって、自身のことを「記録にも記憶にも残らない選手」と表現した。だが10年間日本代表チームに属し、日本のスピードスケート界における中距離のエースとして牽引した功績は大きい。
- 引退後は競輪に転向し、2006年8月25日には日本競輪学校の第93期生の試験に合格した。
- 1500M日本記録保持者
- 2004/2005 World Cup 長野大会 1000M 2位
- 2004/2005 World Cup 1000M 総合ランキング7位
- 2005年世界長距離選手権 1000M 9位
- 2005年World Cup トリノ大会1000M2位。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 日本のスピードスケート選手 | 長野県出身の人物 | オリンピックスケート日本代表選手 | 1977年生 | 競輪選手 | 複数のスポーツで活躍した選手