植松仁
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男子 ショートトラックスピードスケート | ||
銅 | 1998 | 500m |
植松 仁(うえまつ ひとし、1974年6月21日-)は競輪選手。元ショートトラックスピードスケート選手。岐阜県羽島郡岐南町出身。岐阜県立岐阜工業高等学校卒業。身長163cm、体重56kg。兄の植松純も元ショートトラック選手で、アルベールビル、リレハンメルオリンピックに出場した。
[編集] スケート選手として
長野オリンピックでは500mで銅メダルを獲得、1000mは15位。しかし長野オリンピック後はスランプに苦しみ、所属会社からの解雇なども受け、周囲の支援を受けながら競技生活を続けていたが、期待に応えることができずにスケートからの引退と競輪の選手への転向を表明。長野オリンピックが最初で最後のオリンピックとなってしまった。
[編集] 競輪選手として
異種目からの特別選抜入試による初の合格者として日本競輪学校に入学。卒業後は日本競輪選手会岐阜支部所属の選手となり、濱口高彰に弟子入りしている。
2001年8月11日に松阪競輪場でデビューを果たし、9月27日には大津びわこ競輪場で初勝利を挙げている。しかし競輪に対して不慣れな部分があったためかデビュー当初から成績が伸び悩んでいたが、2006年6月現在では上位クラスのS級に位置しており、有力選手との直接対決も期待されている。