伊予鉄南予バス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
伊予鉄南予バス(いよてつなんよばす)は、南予地方をエリアとする路線バス・貸切バスを運営する伊予鉄道100%出資の子会社。伊予鉄グループの一員である。 本社は愛媛県八幡浜市江戸岡1丁目9番2号(JR八幡浜駅近く)にある。
[編集] 概要
もともと、伊予鉄道の分社化路線によって新設された会社。営業エリアは、南予のうち、伊予鉄道が乗り入れている、八幡浜市以北(三崎港(西宇和郡伊方町)を含む)。八幡浜市内では、南予地域を主たる営業エリアとする宇和島自動車と、JR八幡浜駅を境として、おおむね同社が北部、宇和島自動車が南部とすみわけている(市立病院への乗り入れ等一部例外あり。なお両社の競合区間では、同一地点にある停留場であっても、伊予鉄南予バスが「大黒町一丁目」としているのに対し宇和島自動車が「銀行前」であるなど、互いに名称が異なる例が存在する)。
2005年10月1日には、同じ伊予鉄道グループの伊予鉄久万バス(本社:久万高原町)を吸収合併し、伊予鉄久万バスが運行していたすべての路線を引き継いで運行を開始した。このため、「南予」と名は付いているが、実質的には久万(上浮穴郡)地域もカバーする。
車両は伊予鉄道のバスと外見上はほとんど変わらない。なお、伊予鉄南予バスではICカード機器が未搭載のためICい~カードは利用できないので注意が必要である。
[編集] 歴史
- 1989年(平成元年)8月8日 伊予鉄道より、南予地方の路線を引き継ぐ。
- 2004年(平成16年)2月17日 ノンステップバスを1台導入。
- 2005年(平成17年)10月1日 伊予鉄久万バスを吸収合併し、全路線を引き継いで久万地区における路線バスの運行を開始。
カテゴリ: バス関連のスタブ記事 | 四国地方の乗合バス事業者 | 愛媛県の企業 | 伊予鉄道