佐佳枝廼社
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佐佳枝廼社 | |
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所在地 | 福井県福井市大手3丁目12-3 |
主祭神 | 徳川家康公 松平秀康公 松平慶永公 |
社格等 | 県社 |
創建 | 寛永5年(1628年) |
例祭 | 5月3日・10月2日 |
佐佳枝廼社(さかえのやしろ)は、福井県福井市にある神社である。別称 越前東照宮。旧社格は県社。
徳川家康、福井藩藩祖・松平秀康(結城秀康)、16代藩主・松平慶永(松平春嶽)を祀る。
[編集] 歴史
寛永5年(1628年)、福井城の鎮守として、城内に東照宮(徳川家康)を勧請して祀ったのに始まる。
明治6年(1873年)、福井城内に松平秀康の霊を祀る佐佳枝廼社が創建された(これを以て当社の創建とする資料もある)。この社名は松平慶永の命名によるもので、福井がより栄えるようにと願ってのものであった。翌明治7年に城内の東照宮を合祀した。明治14年に県社に列せられた。松平慶永の死の翌年の明治24年11月、慶永の霊を合祀した。
昭和20年の第二次世界大戦による戦災、昭和23年の福井地震による震災により、社殿はじめ全ての建造物が焼失した。昭和24年、京都・下鴨神社内の三井家祖霊社旧社殿を譲り受け、移築復元して拝殿とした。本殿は、北陸地方初となる鉄筋コンクリ-ト造りで再建された。
[編集] 関連項目
- 福井神社 -- 同じ福井市内にある神社で、松平春嶽を主祭神とする。
[編集] 外部リンク
- 佐佳枝廼社(公式サイト)
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