佐渡金山
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佐渡金山(さどきんざん)は、佐渡島(新潟県佐渡市)にある金山。1601年に金脈が発見されて以来、江戸時代を通して江戸幕府の重要な財源となった。全盛期には金が1年間に400kg、銀が40t以上採掘される日本最大の金山であったが、現在は枯渇のため採掘をやめ、観光施設となっている。約300mほどが観光ルートとして公開されており、採掘風景を再現した人形が70体あまり設置されている。
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[編集] 沿革
- 慶長6年(1601年) 鶴子銀山の山師3人により発見
- 慶長8年(1603年) 佐渡奉行大久保長安の管轄となる
- 明治元年(1868年) 工部省に所属
- 明治22年(1889年) 宮内省御料局に所属
- 明治29年(1896年) 三菱合資会社に払い下げられる
- 大正7年(1918年) 三菱鉱業株式会社(現 三菱マテリアル)に引き継がれる
- 平成元年(1989年) 鉱量枯渇のため採掘中止
[編集] 観光スポット
- 史跡佐渡金山(有料)
- 坑道
- 資料館
- 入館時間(年中無休)
- 4月~10月(8:00~17:00)
- 11月~3月(8:30~16:30)
- 道遊の割戸
- 南沢疏水坑
- 大久保長安墓