佐賀県立唐津西高等学校
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佐賀県立唐津西高等学校(さがけんりつ からつにしこうとうがっこう)は、佐賀県唐津市にある公立の普通科高等学校。市内で唯一英語コースを設置している。唐津東高等学校に次ぐ進学校。近年進学と部活動に力を入れており、ヨット部・ボート部などを筆頭に、他の部活動も盛んである。国公立大学への合格者が増加している。前期入試・後期入試と二度の入試が行われ、中学生の人気は高い。
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[編集] 沿革
- 1906年(明治40年)町立唐津女学校設立
- 1920年(大正9年) 唐津高等女学校と改称
- 1949年(昭和24年)唐津高等学校になる
- 1956年(昭和31年)唐津西高等学校と改称
- 1979年(昭和54年)唐津市坊主町から町田へと校舎移転
- 1986年(昭和61年)全国高等学校野球選手権(夏の甲子園)出場
- 1991年(平成 3年) 英語コース新設、家政科を廃止へ
- 2007年(平成19年)創立百周年を迎え、11月に式典予定
[編集] 制服
40年以上制服が変わっていない。
- 男子
- 女子
[編集] その他
- 毎年、9月に双松祭(体育祭・文化祭)が開催されるが、平成19年度は全国インターハイが佐賀で開催される関係で4月に開催される。
- 体育祭は一区、二区、三区に分かれ、出身中学で区が決定する。かつては二区が常勝だったが、現在は混戦模様である。
- 文化祭でも「地区ステージ」と呼ばれる演劇コンクールがあり、地区対抗で脚本から劇を創設し熱演する。
- 修学旅行は、北海道へスキーに出かける。
- 学校の登校坂は公道であり、おばさんたちが散歩している。
- 教室にゴミ箱がなく、個人のゴミはすべて持ち帰りとなっている。
- 進学校であるが朝補習はなく、45分×7時間授業で行っている。
- 校長先生のモットーである「知行合一」が、教員・生徒・保護者に浸透している。
[編集] 出身者
- 中島 潔(画家)
- 坂井 俊之(唐津市長)
- 西尾 芳彦(音楽プロデューサー)
[編集] 同窓会
- 「まつら同窓会」
- 現在、会員が約1万6千人
- 毎年、6月に唐津シーサイドホテルで総会・懇親会を開催
特に平成19年6月には学校創立百周年記念祝賀会を同窓会会員で行う。
- 関東・関西・福岡・佐賀に支部がある