僕と彼女の×××
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『僕と彼女の×××』(ぼくとかのじょのペケみっつ)は森永あいによる漫画作品。月刊コミックブレイド(マッグガーデン)で隔月連載中。
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[編集] 概要
もとは「月刊ステンシル」(エニックス(現スクウェア・エニックス)刊)にて2001年3月号から11月号まで隔月で連載。第5話まで掲載された後、一旦終了し掲載誌を月刊コミックブレイドに移し2002年4月号から現在に至るまで連載が続いている。
2005年に読者プレゼント用にCDドラマ化、また実写映像化もなされている。
[編集] あらすじ
上原あきらは、同じクラスの桃井菜々子が好きだった。ある日、桃井の祖父・桃井萬造の実験のせいでふたりの中身が入れ替わってしまう。戻ろうと必死なあきらにくらべ菜々子は男としての生活を楽しんでいて・・・。
[編集] 登場人物
- 美青年と言えるほどの外見を持っているが地味な性格のためクラスでも目立たない存在だった。菜々子に一目惚れをしておりひそかに想っていたが、菜々子の祖父の実験で菜々子と入れ替わってから運命が一変してしまう。その性格故に入れ替わっている状態の方が素の菜々子より女の子らしく見られてしまい、親友だった千本木にまで詰め寄られてしまう事態に。周囲の人間もこの入れ替わった状態に動揺しつつもどちらかといえば肯定的な捉え方をするため、一人だけで元に戻ろうと奮闘する形になってしまっている。こんな状況になってもまだ菜々子への想いは持ち続けている。
- 外見は美少女だが男勝りの凶暴で横暴な性格を持っている。祖父の実験であきらと入れ替わってしまうが、この状況を楽しんでるとすら思えるほどの素振りを見せ、あきらの姿のまま親友の椎名と付き合いはじめてしまう。あきらが自分のことを想っていることは気付いていない。
- あきらの中学時代からの親友。あきらと菜々子の変化に驚くものの、急に女の子と魅力的になった菜々子(中身はあきら)に言い寄るように。
- 菜々子の親友。体育時間中に急に男らしくなったあきら(中身は菜々子)に保健室に運んでもらったことをきっかけにあきらと付き合うように。
- 桃井萬造(映画:佐藤正宏)
- 菜々子の祖父。科学者で本来は物質を縮小させる装置を開発中だったが、装置に巻き込まれたあきらと菜々子は入れ替わってしまった。この事態を全く深刻に考えておらず、あきらの菜々子への想いをダシにあきらに金をねだるなど酷い性格をしている。二人を元に戻す機械を作る気はないようだ。
[編集] CDドラマ版
月刊コミックブレイド2005年8・9号及びその時期周辺の増刊号の読者全員応募サービスの対象として作成されたドラマCDに収録された作品の一つ。
ストーリーは原作の単行本第1巻に収録されているエピソードから印象的なシーンを抽出し音声をつけた形だった。あくまで読者サービスのような代物であるらしく、一応筋は追えなくはないが肝心の入れ替わる場面がなかったりと全く原作を知らない立場で聞いた場合理解し辛い構成となっている。
CAST
[編集] 実写版
2005年に単館上映、数回に分けてネットで有料配信され後にDVDとして発売された。 基本的な登場人物は原作に準じているが、実写ドラマでありながらCGを駆使し、よりコミックタッチなデフォルメ表現を多用するなど原作と随分印象が異なる作りになっている。ストーリーも原作に準じているのは二人が入れ替わった直後の騒動までで、その後は大きくオリジナル展開になっている。
CAST
[編集] 外部リンク
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