八倉比売神社
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八倉比売神社 | |
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所在地 | 徳島県徳島市国府町矢野531 |
主祭神 | 八倉比売命 |
社格等 | 式内社(名神大)・阿波国一宮・県社 |
例祭 | 10月13日 |
八倉比売神社(やくらひめじんじゃ)は、徳島県徳島市にある神社である。旧社格は県社。式内社(名神大社)・阿波国一宮の「天石門別八倉比売神社」の論社の一つである(他の論社は上一宮大粟神社、一宮神社)。
祭神は八倉比売命で、これは天照大神の別名であるとする。鎮座する杉尾山自体を神体とする。
[編集] 歴史
創建の年代は不詳であるが、社伝には天照大神の葬儀の様子が記されている。はじめは杉尾山に連なる気延山の山頂にあったが、後に気延山南麓の杉尾山に鎮座した。安永2年(1773年)に書かれた文書には、鎮座から2150年と記されており、逆算すると4世紀初頭となる。
承和8年(841年)に正五位下の神階を授けられ、元暦2年(1185年)に最高位の正一位となった。戦国時代には阿波国を治めた蜂須賀氏が当社を崇敬した。寛保年間(1741年 - 1743年)に杉尾大明神と称し、明治3年(1870年)に現社名に改めた。
[編集] 施設
社殿裏手には五角形の磐座がある。一説には卑弥呼の墓であるという。
近くに「天の真名井」と呼ばれる井戸があり、現在は「大泉神社」として祀られている。
[編集] 外部リンク
- 八倉比賣神社(玄松子)