兵庫県立淡路高等学校
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兵庫県立淡路高等学校(ひょうごけんりつあわじこうとうがっこう)は、兵庫県淡路市富島(としま)に位置する県立高等学校。学区は淡路島全島であるが、推薦入試では県内全域から志願が可能で、明石市・神戸市方面から高速船または高速バスで通学する生徒もいる。
淡路市郡家(旧一宮町)に家政科を有する一宮校があり、校長は本校の校長が兼任している。一宮校についても本稿で述べる。
目次 |
[編集] 設置学科
- 本校
- 全日制
定員は160名。
- 一宮校
- 全日制
- 家政科
- 全日制
定員は40名。
[編集] 校風
- 総合学科をもつ島内唯一の学校として、地元淡路市から多くの生徒が通学している他、洲本市・南あわじ市の神戸淡路鳴門自動車道沿線から高速バスを利用して通学している生徒もいる。
- 総合学科改編以前は「淡路農業高等学校」と呼ばれており、現在でも選択科目として多くの農業系の授業を行っている。
[編集] 沿革
- 1923年 浅野村に津名郡野島村・仁井村・富島村・浅野村・育波村・室津村6ヶ村組合立津名郡北淡実業学校として設立
- 1925年 兵庫県淡路実業学校と改称
- 1931年 県立移管 兵庫県立淡路実業学校と改称
- 1948年 学制改革 兵庫県立淡路農業高等学校と改称
- 1962年 一宮分校を全日制課程に移行
- 1990年 一宮分校生活科を家政科に変更
- 1998年 農業科、食品加工科、生活科、普通科生徒募集停止 総合学科を設置 兵庫県立淡路高等学校と改称
- 2001年 一宮分校を一宮校と改称
- 2003年 創立80周年記念式典挙行
- この学校も淡路島島内にある他の学校のように、かつては島内に分校を多数抱えていた。過去には生穂、仮屋(淡路市)、鮎原(洲本市)の各分校を設置していたが、生穂・鮎原は廃校、仮屋は兵庫県立洲本実業高等学校東浦校へ所属替えを行い現在に至っている。
[編集] その他
- 本校北に隣接している北淡町立北淡東中学校が2005年(平成16年)3月で廃校となったため、そのグラウンドを第二グラウンドとして活用中である。
- 現在の兵庫県立洲本高等学校の前身である兵庫県立淡路高等女学校が学制改革に伴って1948年4月1日から8月31日までの間の短期間「兵庫県立淡路高等学校」という校名であった。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- http://www.hyogo-c.ed.jp/~awaji-ahs/(本校公式ホームページ)
- http://www.hyogo-c.ed.jp/~ichinomiya-ihs/(一宮校公式ホームページ)
- http://the-ts.cside.com/awaji/(ウエイトリフティング部ホームページ)