具志堅宗精
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
具志堅 宗精(ぐしけん そうせい、1896年8月22日 - 1979年12月29日)は、戦前の沖縄県の警察官で、宮古民政府の政治家。実業家として有名で、沖縄の地ビールとして有名なオリオンビールの創業者である。沖縄県那覇市出身。
[編集] 経歴
明治29年(1896年)8月22日生まれ。島尻農学校を中退後、沖縄県警察部に入職する。沖縄戦までに沖縄県内の警察署長を歴任する。
戦後は沖縄民政府の知念地区警察署長を務めた後退官し、宮古民政府知事に就任した。
退職後は実業界に入り、1950年に具志堅醤油合名会社(現在の株式会社赤マルソウ)を設立し、1954年には沖縄ビール株式会社(現在のオリオンビール株式会社)を創業する。そして、ビールの県内シェア1位を占めることに成功する。
また社会福祉事業にも貢献し、沖縄社会福祉協議会の会長を1958年から昭和54年(1979年)までの20年間在任した。
[編集] 関連項目
カテゴリ: 1896年生 | 1979年没 | 各群島・民政府時代の政治家 | 沖縄県の政治家 | 日本の実業家 | 人物関連のスタブ項目