加藤元浩
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加藤 元浩(かとう もとひろ)は、日本の漫画家。
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[編集] 概要
元々は月刊少年ガンガンなどのエニックス系雑誌でデビューした漫画家だったが、その後、執筆の舞台を講談社の月刊少年マガジン系列雑誌に移した。
エニックス時代は出版社そのものの傾向からファンタジー作品を執筆することが多いようであったが、マガジン系列雑誌に移り30歳を目前とした際、後に代表作となる推理漫画作品『Q.E.D. 証明終了』を節目の読み切りとして執筆。掲載誌マガジンGREATにて好評を得て連載に至る。なお『Q.E.D. 証明終了』は、講談社の隔月誌最長連載記録作品であり、この記録は現在も更新中である。
さらに同作品は、卓越した論理(ロジック)性と入り込みやすいライトな作風、そしてそれらを組み合わせながらも質の高いソリッドな感覚を持っているため、宝島社のランキング本「このミステリがすごい!」の漫画部門で1位を獲得、ミステリ作家の法月綸太郎の絶賛を得るなど、高い評価を得ている。このことから推理漫画家の第一人者としての地位を不動のものとした。また、この作品で培われた作風は後に製作された『ロケットマン』『C.M.B.』に受け継がれ、一種の『加藤ワールド』とも言える作風を自らのものとしている。
詳しい経歴は定かではないが、理系大学建築科卒業ということは本人のインタビューから判明している。また、作品上には有り余るほどの知識が登場する。そのジャンルは非常に多彩であり、得意とする数学、物理にとどまらず、経済学、歴史学、法律学、芸術、民俗学など多岐に亘っている。しかも、作者が知識をただ鵜呑みにしておらず、しっかりと内容を咀嚼して作品に生かしていることからも、その博識さが窺い知れる。
[編集] 作品
[編集] 講談社系列作品
[編集] エニックス系列作品
- アクトレイザー (全3巻、アクトレイザーのコミカライズ作品)
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