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千葉 重太郎(ちば じゅうたろう、文政7年(1824年) - 明治18年(1885年)5月7日)は、江戸時代の北辰一刀流の剣客。千葉定吉の息子で千葉道場の跡継ぎ。坂本龍馬とは友人。また妹の千葉さな子は坂本龍馬の婚約者である。諱は一胤(かずたね)。
坂本龍馬と勝海舟を結果的に引き合わせたことになった人物である。さな子には頭が上がらず、人のいい人物であったが、逆に道場では威厳がないため、父親より才能はなかった。
創作作品では、司馬遼太郎作「竜馬がゆく」から三谷幸喜の「竜馬におまかせ!」まで幅広いところで出現している。