千葉陸軍高射学校
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千葉陸軍高射学校(ちばりくぐんこうしゃがっこう)とは、現在の千葉市小仲台にあった陸軍の教育機関のひとつである。
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[編集] 概要
同学校では、高射砲術に関する高度な教育を行うための機関として、昭和13年4月に四街道の陸軍野戦砲兵学校内に「陸軍防空学校創立準備室」が組織され、同年8月に、小仲台において創設された。終戦時の名称は「千葉陸軍高射学校」とである。通称は防空学校(ぼうくうがっこう)である。 同学校の敷地は戦後しばらく厚生省留守業務部や千葉大学文理学部があった。現在では千葉県立千葉女子高等学校や公園としてなっている。
[編集] 所在地
[編集] 学校の沿革
- 1938年(昭和13年)4月 千葉県四街道の陸軍野戦砲兵学校内に「陸軍防空創立準備室」の名称で発足。
- 同年 8月 千葉県千葉市の小仲台に移転。
- 1942年(昭和17年)8月 千葉陸軍防空学校と名称を改称。
- 1944年(昭和19年)4月 千葉陸軍高射学校と名称を改称。
- 1945年(昭和20年)8月 終戦を迎え解散