南部虎弾

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

南部虎弾（なんぶとらた 本名：佐藤道彦 1951年 7月14日 - ）は、コメディアン・パフォーマーであり、電撃ネットワーク（海外ではTOKYO SHOCK BOYSの名称）の一員である。

[編集] プロフィール

山形県鶴岡市出身。山形県立鶴岡南高等学校卒業、高崎経済大学中退。
黒澤明監督の『影武者』に端役で出演している。出演者クレジットは南部虎太となっている。
デビュー当初のダチョウ倶楽部でリーダーだった。テレビ番組収録中、生意気な口をきいたところ受けたため、悪乗りして更に別の番組で生意気な口利きのギャグをやり（山本晋也を参照）、プロデューサーを怒らせてダチョウ倶楽部を強制脱退させられた。一方で、ダチョウ倶楽部の他のメンバーに電撃ネットワークで行っているような過激な事を要求するようになり、メンバー間の意見が割れ脱退したという説もある。
その後、電撃ネットワークに参加する。過激な体を張った芸をやり、日本ではその過激さ、下品さゆえあまり人気がないが、海外では人気を博している。特にオーストラリアではスーパーヒーローと化している。
電撃ネットワークメンバー全員に言えるが、その芸の大半は、危険でありいつ命を落としてもおかしくは無い。かつて人間ポンプと称して、ピラニアを飲んだところ、どんなにしてもピラニアが出てこなかった。そして格闘すること数時間、やけくそでビールを飲んだところ、酔っ払った血まみれのピラニアがようやく出てきた。その後医者に見せたところ、医者に「胃に何かの動物に噛まれたような跡があります」と言われた。
若い頃フランスでボランティア活動をしていたことがあり、フランス語を話すことができる。公演でフランスを訪れたとき、20年ぶりに友人を訪ねたところ、髪の毛が完全に後退し昔の面影が無かったため認識してもらえなかった。
パフォーマンスが過激な分、健康には気をつかっているようで、安眠ベッドの通信販売番組に出ることもある。