原田まさ
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原田まさ(はらだ まさ、嘉永元年(1848年) - 昭和6年(1931年)頃?)は、幕末・明治の一般女性で、新選組十番隊長原田左之助の妻。旧名菅原まさ。
京都商家菅原某の娘と伝わる。
慶応元年(1865年)、原田左之助と結婚。本願寺筋釜屋町七条下ルでの借家住まいだった。まもなく長男茂を出産。
慶応3年(1867年)12月11日に、夫・左之助と最後の言葉を交わす。この時、まさは妊娠中。
同月17日、二人目の男子を出産したが、1週間で夭折してしまった。戒名、禅雪童子。
従兄井上新兵衛のもとへ身を寄せたものの、たびたび新政府軍の尋問を受ける。
83歳まで神戸にいたことは伝わるが、没年は不明(昭和6年ごろといわれている。)