口之島
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口之島(くちのしま)とはトカラ列島に所属する島で、鹿児島県鹿児島郡十島村で最も北に位置する十島村の玄関口である。
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[編集] 地勢
- 人口―125人
- 面積―13.33km²
- 周囲―20.38km
[編集] 島へのアクセス
鹿児島本港南埠頭から十島村営フェリー「フェリーとしま」で連絡する。
[編集] 貴重種
日本最古の野生牛(純血種・口之島牛)が生存している。
また口之島固有種のタモトユリは非常に優美なユリとして知られ、カサブランカなどの園芸品種の交配に用いられているが、皮肉なことに乱獲されて一旦は野生絶滅した。その後に自生地由来株の植え戻しが行われており、現在は絶滅危惧IA類に指定されるとともに、地域住民の手で保全活動がされている。
[編集] 火山
- 島内の最高点は前岳の628mである。
- 燃岳(もえ岳)と前岳を中心とした火山島であり、両山の間には安山岩質の火山ドームも形成されている。
- 有史以来、火山活動は記録されていないが、2001年以降からは島周辺で海域の変色域が見られるなど、僅かながら活動の萌芽が見受けられるようになった。
[編集] 外部リンク
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