古河機械金属
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種類 | 株式会社 |
市場情報 | |
本社所在地 | 〒100-8370 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 |
設立 | 1918年4月15日 |
業種 | 非鉄金属 |
資本金 | 282億818万円(2006年3月1日現在) |
外部リンク | http://www.furukawakk.co.jp/ |
古河機械金属株式会社(ふるかわきかいきんぞく、英文名称:FURUKAWA CO.,LTD.)は、東京都千代田区丸の内に本社を置く非鉄金属製品および産業機械等を扱う企業である。明治8年(1875年)に古河市兵衛によって創業され、旧称は古河鉱業株式会社(ふるかわこうぎょう)で、足尾鉱毒事件の原因企業である。元々古河財閥の中核企業であり、同社とドイツジーメンスとの合弁企業が富士電機でその子会社(つまり孫会社)が富士通(旧富士通信機製造)そのまた子会社(曾孫会社)にファナックやニフティ等があり、その関係で、現在も古河グループ(古河三水会)の資料では古河グループ各社中一番最初に名を連ねている。
東京証券取引所と大阪証券取引所の各一部に上場している。古河グループが旧第一勧銀グループと関係が深いこともあって、現在の主取引銀行はみずほコーポレート銀行である。
2005年3月から事業持株会社である古河機械金属を中核とする「古河機械金属グループ」となった。その主要事業は、「産業機械事業」、「開発機械事業」、「ユニック事業」、「金属事業」、「電子材料事業」、「化成品事業」、「不動産事業」、「燃料事業」、「その他」から構成されている。
目次 |
[編集] 主要事業
- 産業機械事業―古河産機システムズ(株):環境機械、ポンプ、プラント・機械、パーキングシステム、耐摩・耐熱鋳物
- 開発機械事業―古河ロックドリル(株):さく岩機
- ユニック事業―古河ユニック(株):ユニッククレーン、ユニックバル、ユニックキャリア、ミニクローラクレーン
- 金属事業―古河メタルソース(株):銅、銀、金、硫酸
- 電子材料事業―古河電子(株):高純度金属砒素、窒化アルミセラミックス、ラインフィルタ用コア・コイル、レーザー用レンズ、光学部品
- 化成品事業―古河ケミカルズ(株):亜酸化銅、硫酸、ポリ硫酸第二鉄溶液、硫酸バンド、サファイア基盤
- 不動産事業、燃料事業・その他―古河機械金属(株)
[編集] 環境保全活動
日本の公害の原点とも言われる足尾鉱毒事件は、古河鉱業が原因企業である。この公害は、現在においても多くの人の注目を集めている。原因企業として、環境保全技術開発や、積極的な自然再生などのの前向きな環境保全活動が求められている。