可視化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
可視化とは、人間が直接「見る」ことのできないデータを、「見る」ことのできるもの(グラフ、図など)にする手法の総称である。英語の"visualization"を和訳したもので、視覚化などとも呼ばれる。そのまま、ビジュアリゼーションと称されることもある。
主成分分析、多次元尺度構成法、自己組織化写像などは人間が直接「見る」ことのできない高次元空間上に分布しているデータを、「見る」ことのできる2次元空間に写像する可視化手法の例である。
類似の概念としては、「聞く」ことができるようにする「可聴化」、「触る」ことができるようにする「可触化」、「可視化」という言葉の堅さを取って経営者ウケをねらった「見える化」などがある。静止画ではなく動画を作成するタイプの可視化をさす可動化、嗅覚に訴える可臭化、味覚に訴える可味化、五感全体を使う可五感化なども提唱されている。
[編集] ソフトウェア
AVS/Express 汎用可視化ソフトウエア
(開発:米Advanced Visual Systems, Inc.; 国内販売元:ケイ・ジー・ティー)
MicroAVS 簡単可視化ソフトウェア
(開発、国内販売元:ケイ・ジー・ティー)
Gsharp グラフ・コンター図作成ツール
(開発:米Advanced Visual Systems, Inc.; 国内販売元:ケイ・ジー・ティー)
IRIS Explorer 汎用可視化ソフトウエア
(開発:英NAG; 国内販売元:日本NAG)
IDL データ解析ビジュアライゼーションソフトウェア
(開発:米ITT Visual Information Solutions; 国内販売元:ジクー・データシステムズ)
PV-WAVE 可視化ツール、数値計算、統計解析ライブラリ
(開発:米Visual Numerics, Inc.; 国内販売元:日本VN)
Tecplot 科学・工学データの可視化・分析ツール
(開発:米Tecplot, Inc.; 国内販売元:ヒューリンクス)
EnSight 汎用ポストプロセッサー
(開発:米Computational Engineering Inc.; 国内販売元:サイバーネットシステムズ)