台湾団結連盟
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台湾の政党 | |
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党名: 中文名: 英文名: |
台湾団結連盟 台灣團結聯盟 Taiwan Solidarity Union |
成立年月日: | 2001年8月 |
主席: | 黄昆輝 |
立法院議員: | 12/221(2007年現在) |
ウェブサイト: | 台灣團結聯盟(公式サイト) |
台湾団結連盟(たいわんだんけつれんめい、台灣團結聯盟、ピンイン:Táiwān tuánjíe liánméng)は、台湾の政党。泛緑連盟。主席は黄昆輝(第3代)。
2001年、李登輝を支持する国民党所属の立法院委員(国会議員)が離党して結成。
[編集] 概要
初代主席となった黄主文は、李登輝政権時代の内政部長(内相)。李登輝は台連の精神的指導者となった。「台湾優先」を原則に、政局の安定、経済の振興、民主の強化、台湾の壮大化、を掲げる。中国と台湾の関係を「中台併存」、李登輝の「国と国との関係」と認識する。また、独立か統一かという台湾の将来については、台湾人の民主的な投票によって決定するとしており、陳水扁の民進党とは友党関係にあった。2001年12月の立法委員選挙で13議席を獲得、閣外協力の形で陳水扁政権を強力にバックアップすることになった。当初は、台湾団結聯盟が国民党の支持基盤を切り崩す役割を担い、民進党との共存が図られていた。だが、2004年12月の立法委員選挙において議席の増加を果たせず、むしろ与党民進党と票を奪い合うライバル関係に変化した。また、台湾アイデンティティの追求をめぐる意見対立、あるいは選挙時には集票のため、その強さを競い合うこともある。そのため、今の関係は不穏の気分もある。
2005年4月4日、蘇進強以下党員数名が、日本の靖国神社を参拝した。参拝に当たって蘇主席は「台湾出身者も含めて、靖国神社に祀られているすべての英霊に敬意を表するために来た」と話した。
[編集] 歴代主席
- 黄主文
- 蘇進強
- 黄昆輝