司馬チュウ
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司馬伷(しばちゅう、227年-292年?)は、三国時代の魏から西晋にかけての武将。字は子将。司馬懿の第4子(或いは第5子とも)。司馬師・司馬昭の異母弟で司馬幹の異母兄。司馬亮の同母弟で生母は伏貴妃。諡号は武王。
[編集] 略要・人物
265年、甥の司馬炎が皇帝として即位すると、鎮東大将軍・琅邪王に任じられた。279年からの呉侵攻では、司馬炎の命を受け、軍を率いて出陣して功を挙げて、大将軍に昇進した。
没年は283年の説もある。
司馬伷の孫は、八王の乱の混乱から江南に逃れて東晋を建国した司馬睿(元帝)である。
[編集] 宗室
[編集] 子
- 瑯邪恭王司馬覲
- 武陵壮王司馬澹
- 東安王司馬繇
- 淮陵元王司馬漼