吉村大志郎
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吉村 大志郎(よしむら だいしろう、1947年8月16日 - 2003年11月1日)はブラジル・サンパウロ出身の元サッカー選手。帰化前の旧名はネルソン吉村。
日系二世としてサンパウロ州トッパン市に生まれる。 1966年のAUSP(日系2世連合会)サッカーリーグで優勝、自身も得点王を獲得。
1967年6月に日本サッカーリーグ初の外国籍選手としてヤンマーディーゼルサッカー部に加入。来日前はヤンマーディーゼルの現地子会社ヤンマーディーゼル・モトーレス・ド・ブラジル(Yanmar Diesel Motores do Brasil)に旋盤工として勤務していたため、日本のヤンマーディーゼル本社への“転勤”という形での移籍だった。(ただし、吉村はサッカー誌のインタビューで、ヤンマーの現地子会社に勤務していたという経歴については否定していた。) 来日当初は日本人選手のレベルの低さに落胆したものの、同年4月に加入していた釜本邦茂とのコンビで活躍。ヤンマーを常勝クラブへと引き上げる。 1970年に日本に帰化し、名前を「吉村大志郎」に改める。1970年から1976年まで日本代表に選出され、国際Aマッチ通算45試合7得点。
1980年に現役を引退。その後はヤンマー~セレッソ大阪の指導者、クラブスタッフを務めた。
目次 |
[編集] 経歴
- グレミオ・レクラチーボ・トウキョウ(ブラジル)-1966年
- ヤンマーディーゼル(日本)1967年-1980年
日本サッカーリーグ優勝4回、天皇杯優勝3回、JSLカップ優勝3回
[編集] 代表歴
[編集] 出場大会など
- ミュンヘンオリンピック予選
- ワールドカップ西ドイツ大会予選
- アジア競技大会(1974)
- モントリオールオリンピック予選
[編集] 試合数
- 国際Aマッチ 45試合 7得点(1970-1976)
- 国際Bマッチ 9試合 1得点(1970-1975)
- 国際Cマッチ 47試合 2得点(1970-1976)
年度 | 国際Aマッチ | 国際Bマッチ | 国際Cマッチ | |||
---|---|---|---|---|---|---|
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | |
1970年 | 4 | 1 | 1 | 1 | 12 | 1 |
1971年 | 5 | 2 | 1 | 0 | 11 | 0 |
1972年 | 8 | 1 | 2 | 0 | 7 | 1 |
1973年 | 3 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 |
1974年 | 7 | 2 | 2 | 0 | 10 | 0 |
1975年 | 6 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 |
1976年 | 12 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 |
通算 | 45 | 7 | 9 | 1 | 47 | 2 |
カテゴリ: 日系ブラジル人 | ブラジル系日本人 | ブラジルのサッカー選手 | 日本のサッカー選手 | サッカー日本代表選手 | ヤンマーディーゼルサッカー部の選手 | 日本のサッカー指導者 | 帰化日本人のサッカー選手 | 1947年生 | 2003年没