名古屋大学豊田講堂
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名古屋大学豊田講堂(なごやだいがく とよだ[1]こうどう)は、名古屋大学東山キャンパス(愛知県名古屋市千種区)にある講堂である。
トヨタ自動車の寄付により、1960年に槇文彦の設計で名古屋大学東山キャンパスの中心に建てられ、同大学のシンボルとなっている。1962年には日本建築学会賞を受賞しており、槇文彦の代表的な建築物の一つとして建築学会では大きな評価を得ている。
屋上部には時計台があり、1994年度には赤色LEDによるイルミネーションが取り付けられていたが、2001年11月からは青色LEDによるものとなっている[2]。
2006年秋より、老朽化による改修工事がトヨタ自動車等トヨタグループ10社からの寄付で行われている。
写真右側の柱と柱に囲まれた部分には、ここからグリーンベルトを見ると名古屋市中心部まできれいに見通すことが出来、街と森をつなぐ門としての意味合いがある。
[編集] 註
- ^ 豊田自動織機の創業者である豊田佐吉にちなむため、「とよたこうどう」ではなく「とよだこうどう」が正しい読み
- ^ これは名古屋大学教授であった赤崎勇が青色LEDを開発したことを記念して、その実用化に携わった豊田合成の寄付により取り付けられたものである名古屋大学 大学文書資料室 「ちょっと名大史 40 青色発光ダイオードと豊田講堂時計台」 『名大トピックス』No.147 2005年8月15日発行
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