和田あき子
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和田あき子(わだ あきこ、1938年 - )は日本のロシア文学者。藤沢周平の研究も行っている。岐阜県出身。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。東京大学名誉教授の和田春樹は夫。
[編集] 著書
- (和田春樹)『血の日曜日 : ロシア革命の発端』(中公新書、1970年)
- (正垣親一、菊地昌典)『地下ロシアの声―ソ連反対派知識人運動ドキュメント』(柘植書房、1974年)
- (佐藤幸男)『チェルノブイリから何を学んだか』(岩波ブックレット、1996年)ISBN 4000033352
- 『藤沢周平の世界へようこそ』(川崎市生涯学習振興事業団かわさき市民アカデミー出版部、2002年)ISBN 491609249X
[編集] 訳書
- アレクサンドル・チャヤーノフ『農民ユートピア国旅行記』(和田春樹と共訳。晶文社、1984年)ISBN 4794946406
- バーグマン『ヴェーラ・ザスーリチ ―ロシア女性革命家の生涯』(三嶺書房、1987年)ISBN 4914906511
- アンナ・ラーリナ『夫ブハーリンの想い出』(岩波書店、1990年)ISBN 4000002449 ISBN 4000002457
- アラ・ヤロシンスカヤ『チェルノブイリ極秘 ―隠された事故報告』(平凡社、1994年)ISBN 4582740111