喜びの日々
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喜びの日々(よろこびのひび)とは天理教における時間の考え方である。
存命の教祖(おやさま 中山みき)と天理王命の楽しくも神聖なる臨在を感じ、また教祖を通じ、甘露台を通じていただいた嬉しくも霊威ある授け(恵み)を道の子が誠の心で感じるとき、その時が喜びの日々とよばれる。元のいんねんを知ることから生まれる陽気暮らしの総体を木とすれば、そこに実るのが喜びの日々といえるだろう。おさしづに見られる「刻限の理」と対比して考えれば、真実の喜びの日々は、鮮やかな授け(守護)を踏まえた工期を守れる大工力(大工一条)によって実現されるものとも考えるべきである。<ようようここまでついてきた 実のたすけはこれからや> 喜びの日々は永遠につづくものでもあると捉えられよう。
なお、喜びの日々は真柱 中山善衛氏の陽気暮らしの幸福論(書籍)の表題ともなっている。