四手網
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四手網(よつであみ)は、四角形の三面に囲まれた網の上に、餌で魚などをおびき寄せ、網の上に集めて引き上げる漁具。タモ網のように、そのまま水中に突っ込んですくいあげることもできる。
蓋のない箱の側面のひとつを取り去った、塵取りのような形状をしている。網の底面は正方形であり、各辺は肩幅より多少広い程度で、縦辺の高さは手のひらほどである。各縦辺には腕の長さくらいの細長い竹片が取り付けられており、それらを弧状に曲げ、十字に交差させてプラスチック製のパイプなどで固定されている。水中から引き上げるための紐がつけられている。
[編集] 関連項目
- 阿漕