国道439号
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国道439号(こくどう439ごう)は、徳島県徳島市から高知県四万十市に至る一般国道。
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[編集] 概要
- 距離:342.4km(四国の国道では最長路線である)
- 起点:徳島県徳島市(= 徳島本町交差点、国道11号、国道28号交点、国道438号起点、国道192号終点)
- 終点:高知県四万十市(= 国道56号、国道321号交点)
- 指定区間:国道192号、国道32号、国道33号との重複区間のみ
- 四国山地を横断する道路である。接続する国道のほとんどが四国を縦断する形をとるため、各国道同士を連絡する道路としても利用されている。しかし四国霊場第12番・焼山寺への参道に当たる神山町内の一部区間(国道438号と重複)や、大杉駅付近で国道32号から西に分かれ、吉野川沿いに本山町・土佐町方面へ向かう区間を除けば、大部分が「酷道(こくどう)」と当て字されるほど低規格な未整備道路であり、岐阜県の国道418号や紀伊半島の国道425号と並んで日本三大酷道に挙げられる。地図を見ると大豊町~徳島市へのショートカットコースにも見えるが、実態は一部の他国道との重複区間や僅かな改良区間を除けば、対面通行不可能な隘路区間が多い。そのため、当国道を長距離利用するドライバーは多くない。京柱峠は冬季閉鎖される。国道439号との語呂合わせで「ヨサク」と呼ばれることもある。
[編集] 重複区間
- 国道192号(起点~徳島市・元町交差点)
- 国道438号(起点~三好市)
- 国道492号(美馬市~大豊町)
- 国道193号 (神山町内)
- 国道32号(大豊町内)
- 国道194号(いの町内)
- 国道494号(仁淀川町内)
- 国道33号(仁淀川町内)
- 国道197号(津野町内)
- 国道381号(四万十町内)
- 国道441号(四万十市内)
[編集] 歴史ほか
[編集] 通過市町村
- 徳島県
- 高知県
[編集] 主な接続道路
- 国道11号、国道28号(徳島市・徳島本町交差点)
- 国道192号(徳島市・元町交差点)
- 国道193号(神山町)
- 国道492号(美馬市)
- 国道438号 (三好市)
- 国道32号 (大豊町)
- 国道194号(いの町)
- 国道494号 (仁淀川町)
- 国道33号(仁淀川町)
- 国道197号(津野町)
- 国道381号(四万十町)
- 国道56号、国道321号、国道441号(四万十市)
[編集] バイパス
- 大植バイパス
- 府能バイパス(建設中)
[編集] 主な峠
- 府能峠(佐那河内村~神山町)
- 川井峠(神山町~美馬市)
- 見ノ越(美馬市~三好市)
- 京柱峠(三好市~大豊町)
- 矢筈峠(仁淀川町~津野町)
- 杓子峠(四万十町~四万十市)
[編集] 道の駅
- 温泉の里神山(神山町)
- 土佐さめうら(土佐町)
- 633美の里(いの町)
- (名前の由来は、国道194号と439号の重複区間にあることから、194+439=633である。)
- 四万十大正(四万十町)