土木学会
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社団法人土木学会(どぼくがっかい)は、1914年(大正3年)11月24日に社団法人として設立される。
英語名は、Japan Society of Civil Engineers(略称 JSCE)。 土木工学の進歩および土木事業の発達ならびに土木技術者の資質向上を図り、学術文化の進展と社会の発展に寄与することを目指す。
会員は、教育・研究機関のほか、建設業、コンサルタント、官庁など、2006年3月末現在の会員数は、37,662人。活動の拠点は東京の本部のほか、地域ごとに設置された8つの支部、さらに海外に4つの分会があり、海外の24学協会と協力協定を締結し、交流を図っている。
目次 |
[編集] 歴史
- 1879年(明治12年) 工学会創立。
- 1914年(大正3年) 土木学会創立。
- 1915年(大正4年) 「土木学会誌」を創刊。
- 1920年(大正9年) 「土木賞」を創設。
- 1926年(大正15年) 学会初の図書「大正12年関東大地震震害調査報告書第一巻」発行。
- 1927年(昭和2年) 関西支部を大阪市に設置。
- 1944年(昭和19年) 「土木学会論文集」を創刊。
- 1961年(昭和36年) 「吉田賞」を創設。
- 1964年(昭和39年) 土木学会図書館竣工。
- 1965年(昭和40年) 「功績賞」「技術賞」を創設。
- 1966年(昭和41年) 「田中賞」を創設。
- 1984年(昭和59年) 「技術開発賞」「著作賞」を創設。新土木会館竣工。
- 1987年(昭和62年) 土木の日(11月18日)を創設。
- 1992年(平成4年) 「著作賞」を「出版文化賞」に改称。
- 1993年(平成5年) 「国際貢献賞」「技術功労賞」を創設。
- 1999年(平成11年) 「環境賞」を創設。
- 2002年(平成14年) 新土木図書館・会館竣工。