夢の轍
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夢の轍 | ||
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さだまさし の アルバム | ||
リリース | 1982年12月11日 | |
ジャンル | ニューミュージック | |
レーベル | フリーフライト | |
プロデュース | さだまさし 渡辺俊幸 |
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チャート順位 | ||
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売上枚数 | ||
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さだまさし 年表 | ||
うつろひ (1981年) |
夢の轍 (1982年) |
風のおもかげ (1983年) |
『夢の轍』(ゆめのわだち)は、シンガーソングライター・さだまさしが1982年12月11日に発表したオリジナル・アルバム。
この年は、さだは自作映画『長江』の撮影が終わり帰国し、また渡辺俊幸がアメリカから帰ってきた年である。
この後、さだはバッシングや『長江』の約30億円もの借金返済に苦しむこととなり、そのためか前作『うつろひ』から次回作『風のおもかげ』にかけて、重苦しく、暗いイメージの作品が続く。
また、今作は2001年に起こった世田谷三軒茶屋駅ホーム傷害致死事件の際、裁判長が引用したことで話題となった「償い」の初収録作品である。
[編集] 収録曲
- 微熱
- 恋愛の熱情をストレートに表現した楽曲。イントロのバスドラムが表現する心臓の鼓動が印象的
- 極光 (オ-ロラ)
- 撮影準備中の事故で死亡した写真家・阿岸充穂と、その妻・阿岸明子の出会いから死別までを妻の視点から描いた鎮魂歌。
- 阿岸明子の事務所を訪れたさだが、飾ってあったオーロラの写真を気に入り譲って欲しいと言ったところ、「夫の遺作だからあげるわけにはいかない」として阿岸の語った身の上話をさだが歌にしたものである。
- 虫くだしのララバイ
- 人買
- 前夜(桃花鳥) (ニッポニア・ニッポン)
- 退職の日
- まりこさん
- Home(Now I Know I'm Home)
- 償い
- 片おしどり
[編集] 注訳
- 以下の作品以外は全て作詩(注)・作曲さだまさし
- 「Home」作詞:Linda Richardson
- 曲協力
- 「極光」:阿岸明子・阿岸充穂
- 「まりこさん」の歌詩中の「バンドエイド」はジョンソン・エンド・ジョンソン社の登録商品
- 6曲目「退職の日」以降がB面
(注)さだまさしの作品はすべて「作詞」ではなく「作詩」とクレジットされているので、誤記ではない。
[編集] 参加した、主なミュージシャン
ほか
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