天国へのカレンダー
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天国へのカレンダー~A calender to heaven~(てんごくへのかれんだー)は、2005年5月20日にフジテレビ系の金曜エンターテイメントとして放送された、ヒューマンスドラマであり、実話である。
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[編集] 実話のあらすじ
- あなたがもし、末期ガンと宣告され余命間もないといわれたら??
- 平成16年、人々に愛された看護師がいます、石橋美和子さん享年40才。日本で数少ないと言われるガン看護のスペシャリストである彼女が病に倒れたのは、新しい病院で働き始めて間もない頃だったー。ガンと宣告されながらも、必死で患者に向き合う彼女の笑顔は永遠に消える事はなかった。病名を伏せて一年、病気は悪化していき生きていてもと後悔するほどにまで末期がんは彼女に苦痛を叩きつけた。そして、もう一度現場に復帰したいと言う願いが叶わずに人々に見守られ石橋美和子さんは天国に旅立ちましたー。
[編集] ドラマ版のあらすじ
- 桜が舞う4月、颯爽とした感じの看護師・吉岡由希子が成慈総合病院に新しくやってきた。ガン看護専門に務める彼女は、ある光景を目にする。一人の少女・橋本千尋が白血病で間もないことを知らされ病院の屋上から飛び降りると言うのだ。しかし、そんな彼女を必死で止めたのはあの看護師・吉岡由希子であった。死んでも、家族が悲しむだけだよと千尋を説得させ、自殺を止めさせた。このことがキッカケとなり看護師と少女の交流関係が始まった。そんな中、望月隼人は担当していたガンの少年が死亡したのを事の始まりとなり、自分の父親・望月洋一に病院を辞めたいと告げると逆にこの患者を見送ってから辞めろといわれる。カルテに書いてあった名前は、三村幸子。そんな時、由希子の体に異変が現れる。隼人が、三村幸子に会いにいくため病室に入ると、そこには由希子の姿があった。愕然とする隼人に由希子は、私が、三村幸子なのと告げる。そして、ガンの闘病生活の戦いが始まったー。
[編集] 主要出演者
- 望月洋一(もちづき よういち)、成慈総合病院院長…竜雷太
- 島田靖子(しまだ やすこ)、ガン病棟婦長…高橋惠子