天皇家
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天皇家(てんのうけ)とは、日本の皇室のうち、天皇とその家族(内廷皇族)をあわせた構成員の全体をいう。[要出典]現在の構成は以下「天皇・皇后」及び「内廷皇族」に記す通り。
目次 |
[編集] 天皇・皇后
※臨朝とは天皇の崩御後、後継者に適当な皇子が存在しない(正統の後継者は存在するが、幼少であるなど)場合に皇后が天皇となることである。古くはこの制度のため、皇后は皇族出身者に限られていた。現在ではこの制度は消滅しているが、将来において復活する可能性がないとは言えない。
[編集] 内廷皇族
- 徳仁(今上天皇第一皇子)
徳仁親王誕生以降に降誕し成人した文仁親王(秋篠宮文仁親王、皇位継承資格者)、清子内親王(黒田清子、皇位継承権なし)の二子はすでに独立しており、内廷皇族からは外れている。 またこのほか、文仁親王の降誕に先立ち第二皇子あるいは第一皇女たる若宮ないし姫宮が懐妊しているが、流産であった。仮に無事降誕・成人し、現在でも未婚であった場合、この人物も内廷皇族に列することになる。
※清子内親王は皇籍からも離脱。
[編集] 内廷皇族の家族
徳仁親王と妻子を東宮家と呼ぶこともあるが、東宮家とは歴代の皇太子と妻子を指す言葉であり、徳仁親王家のみに属するものではない。 また徳仁親王妃雅子の実家である小和田家は外戚であるが、法律に定める身分上は一般国民(平民)であり、皇籍には記載されない。当然のことながら内廷皇族にも含まれず、公式発表において名前に「○○殿下」「○○さま」など敬称を付する礼遇も行われない。ちなみにこれら外戚に皇族と同等の敬称を付けたり冠婚葬祭において皇族同様の待遇をする(例:死に際しての弔問記帳所設置)のは天皇家以外の他家を日本の国家元首家とみなす行為といえ、重大な不敬行為であるといえる。
[編集] 内廷費
皇室の活動に使われる皇室費のうち、天皇家の日常活動に使われる予算を内廷費という。内廷費は天皇・皇后とその他の内廷皇族とで共有であるため、東宮家などの内廷皇族が経費を浪費すると、天皇皇后の日常活動に支障をきたすこととなる。
[編集] 宮家
皇室のうち、天皇家に属さない家族を宮家という。
[編集] 御寺
また、京都市東山区にある泉涌寺は天皇家唯一の菩提寺で、天智天皇以降の歴代皇族の位牌が祀られ、第87代・四条天皇のほか、第108代・後水尾天皇から江戸時代末期の孝明天皇(第121代)まですべての天皇・皇妃陵墓が寺の背後に設置されている。御寺(みてら)と呼ばれ、宮内庁の施設を寺の一角に設置。皇族上洛の折りには必ず立ち寄るといわれている。
[編集] 系譜
[編集] 系図
皇室の系図一覧も参照のこと。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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