姫路バイパス
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姫路バイパス(ひめじばいぱす)は、兵庫県高砂市から揖保郡太子町に至る国道2号のバイパスである。 姫路市を横断し、阪神高速道路 - 第二神明道路 - 加古川バイパス - 姫路バイパス - 太子竜野バイパスと相互接続された阪神・播磨間臨海地域の一大バイパス群を形成する。 全線4車線(一部6車線)の自動車専用道路で、制限速度は70km/h。 現在無料開放されているが、そのため渋滞が顕在化している。
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[編集] 概要
- 総延長 18.4km
- 事業費 338億6千9百万円
- 制限速度 70km/h
- 車線数 全線4車線(高砂西IC~姫路南IC間は6車線)
- 道路規格 第1種3級(自動車専用道路)
[編集] 沿革
- 1966年:事業化。
- 1970年:施工開始。
- 1975年12月:全線2車線(一部4車線)で暫定供用開始。
- 1985年12月:全線4車線で供用開始。また、太子竜野バイパスが開通。
- 1990年3月:高砂西IC~姫路南IC間で6車線供用開始。
- 1994年7月:償還完了。太子竜野バイパスと合わせてプール制適用(償還計画上、両バイパスを同一路線とみなす。姫路プールと言われた。連続区間なので回数券も共通とされた。)
- 1995年1月22日:同年1月17日の阪神・淡路大震災で橋脚3・路面1の損傷を受けるが全面復旧。
- 2000年12月11日:料金徴収期間満了に伴い、午前0時より太子竜野バイパスと合わせて無料開放。
[編集] インターチェンジ
- (加古川バイパス)
- 高砂北ランプ(国道2号)
- 高砂西ランプ(国道250号)
- 別所ランプ/別所PA
- 姫路JCT (播但連絡道路)
- 姫路東ランプ(国道312号)
- 市川ランプ
- 姫路南ランプ
- 中地ランプ
- 姫路西ランプ/姫路SA
- 太子東ランプ(国道2号、国道179号)
- (太子竜野バイパス)
[編集] 当該道路の位置関係
(奈良方面) - 第二阪奈 - 阪神高速 - 第二神明 - 加古川バイパス - 姫路バイパス - 太子竜野バイパス - (岡山方面)
- 第二阪奈有料道路から太子竜野バイパスまでの間は、道なりに進んで往来することが可能。