安倍川
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安倍川 | |
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![]() 静岡県静岡市の静岡大橋より南東を望む |
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延長 | 53.3 km |
水源の標高 | m |
平均流量 | m³/s |
流域面積 | 567.0 km² |
水源 | 大谷嶺・八紘嶺・安倍峠(静岡県) |
河口 | 駿河湾(静岡県) |
流域 | 静岡県静岡市葵区・駿河区 |
安倍川(あべかわ)は、静岡県静岡市葵区・駿河区を流れる安倍川水系の本流で、一級河川。同県と山梨県との境にある、大谷嶺・八紘嶺・安倍峠を源流とし、駿河湾に注ぐ。清流としても有名で、静岡市の水道水にも使われている。
安倍川もちのことを「安倍川」と呼ぶことがある。
目次 |
[編集] 地理
源流の大谷嶺(標高約2000m)の斜面は、「大谷崩」とよばれ、長野県の稗田山崩、富山県の鳶山崩とともに日本三大崩とされている。流域のすべてが、静岡市内であり、下流部では市街地の西側を流れ、駿河湾に注ぐ。
糸魚川静岡構造線の南端でもあり、安倍川を境に、東西の地質構造が大きく異なる。
[編集] 歴史
- 南北朝時代の手越河原の合戦の舞台になった。
- 江戸時代初頭には、徳川家康によって大規模な治水工事が行なわれ、現在の流れとなった。
[編集] 支流
- 丸子川
- 藁科川
- 足久保川
- 中河内川
[編集] 表記に関する注意
漢字表記や読み方について、前者のような表記を良く見聞きするが、それは誤りで、後者の表記が正しい。
- 漢字表記 ×「安部川」 ○「安倍川」
- 読み方 ×「あべがわ」 ○「あべかわ」