宮城教育大学附属小学校
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宮城教育大学附属小学校(みやぎきょういくだいがくふぞくしょうがっこう)は、宮城県仙台市青葉区にある宮城教育大学附属の小学校。
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[編集] 入学試験
同一敷地内南方には附属幼稚園があり、小学入学者の約半数が附属幼稚園出身である。入学希望者は入学試験を受ける必要がある。附属幼稚園出身者にも入学試験が課せられるものの、希望者ほぼ全員が小学校に入学可能である。附属幼稚園以外出身の者は知能検査と「抽選」を行い入学者を決める
同一敷地内に附属中学校が併設するため、ほぼ全員が附属中学校に進学する。なお小学校から中学校に進級するときに入学試験があるため、成績の悪い生徒は、卒業後附属中学校へ入学できず、居住学区の公立中学校に進学することになっている。しかし、実際に中学入試(内部進学)で不合格になる例は極めて稀である。 附属小学校の児童が、他の中学校を受験する場合、その合否に関わらず附属中学校への進学が認められない。
[編集] 他の宮城教育大学附属校との関わり
幼稚園、小学校、中学校が同一敷地内にあるが、各校の交流は殆ど行われていない。夏と秋の年に2度の避難訓練のうち秋の避難訓練を3校合同で行ったり、中学校の保育の実習を幼稚園で行う程度である。また教育大学附属校のため公開研究会などが行われるが、その際は各学校間でパイプ椅子の貸し借りが行われる。小学校は明治7年創立である。校歌も厳かな歌詞であり、比較的厳格な教育が行われている。一方の中学校は、新制中学校として戦後に創立されたためか、校歌も朗らかなメロディであり、比較的自由な校風となっている。
校舎の北西部には仙台市立上杉山中学校があり、附属中学校を挟んで西隣には東北大学農学部、附属幼稚園を挟んで東隣には宮城県立盲学校、宮城県立点字図書館があり、本校がある地域は複数の学校からなる文教地区である。附属中学校と上杉山中学校は共に市内有数の進学実績を誇り、その上治安も良好という、似通った性格を持っているためか両校の関係は芳しくなく、2006年現在でも交流活動はあまり盛んではない。
[編集] 交通アクセス
- 仙台市営バスを利用する場合
- JR仙山線を利用する場合
- 仙台市営地下鉄を利用する場合