宮妻峡
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宮妻峡(みやづまきょう)は、三重県四日市市、鈴鹿市に跨る鈴鹿川支流、内部川上流の渓谷。
鈴鹿山脈の峰に挟まれ、間を清流が流れる。特に紅葉で知られ、中でも水沢の紅葉谷は江戸時代の歴代藩主がモミジ以外の木を除去し、モミジだけを育ててきた地で、紅葉の季節になると真っ赤に色づく。百人一首にも選ばれている猿丸大夫の「奥山に…」の歌はこの地で詠まれたといわれており、歌碑も立てられていた。また、一帯は中京圏屈指の行楽スポットとしても知られ、登山、ハイキングコースやキャンプ地が密集する。2004年の台風6号では遊歩道が崩壊するなどして、大きな被害を受けた。
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