小渕暁子
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小渕暁子(おぶち あきこ、1968年2月3日 - )は、平成期のイラストレーター・グラフィックデザイナー・エッセイスト。aube design代表。
[編集] 来歴・人物
東京都北区出身。衆議院議員で、後に内閣総理大臣になった小渕恵三と、エッセイストなどとして活躍する小渕千鶴子の間の長女として産まれた。
玉川大学文学部芸術学科卒業。グリーテングカードメーカー企画室を経て、1994年に独立しaube designを設立。ステーショナリグッズ・オリジナルネクタイ・イラスト・パッケージデザインなどを手広く手がける。温かみのある作風で人気が高い。シチズン時計から女性用眼鏡フレーム「VISAGE(ビサージュ)」シリーズ11モデルを2005年に発売し、メガネ部門で2005年度グッドデザイン賞に選定された。また松下電工の宅内用監視カメラ「ペポットカメラ」のデザインも手がけた。
なお、暁子は小渕恵三の長子であるが、政治家にはならなかった。2000年5月に父の恵三が死去すると、5歳年下の妹で既に父の事務所に所属していた小渕優子が後継者となり、同年6月の第42回衆議院議員総選挙で群馬5区から当選した。その後、暁子は父への追憶を記した著書を出版した(下記)。
尚、弟がいるが一般人の為、公表されていない。
[編集] 主な著書
- 「父のぬくもり」(扶桑社、2001)
- 「父が読めなかった手紙」(扶桑社、2001)
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