尾張大国霊神社
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尾張大国霊神社 | |
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所在地 | 愛知県稲沢市国府宮1-1-1 |
主祭神 | 尾張大国霊神 |
社格等 | 式内社(小社)・尾張国総社・国幣小社・別表神社 |
例祭 | 2月27日・5月6日 |
尾張大国霊神社(おわりおおくにたまじんじゃ)は、愛知県稲沢市国府宮にある神社。近くに尾張国の国衙(国府)があったことから、一般には国府宮(こうのみや)と呼ばれる。
毎年旧暦1月13日に執り行われる儺追(なおい)神事、通称「はだか祭り」で有名である。
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[編集] 由緒
祭神の尾張大国霊神は、尾張人の祖先が当地を開拓する中で、自分達を養う土地の霊力を神と崇めたものとされる。開拓の神ということで、大国主命とする説もある。
神社は尾張国府の創始とともに創建されたもので、尾張国の総社とされた。境内別宮の大御霊神社(大歳神之御子。大年神の御子神の大国御魂神のこと)・宗形神社(田心姫命)とともに国府宮三社と称する。『延喜式』では小社に列する。昭和15年に国幣小社に列格し、戦後は別表神社となった。
本社の建築様式は本殿、渡殿、祭文殿、廻廊、拝殿、楼門と並ぶもので「尾張式」と称される。また、本殿に接する位置には自然石を5個円形に並べた「磐境(いわくら)」があり、社殿建立以前の原始的な祭祀様式を物語るものとして神聖視されている。
楼門は足利時代初期、拝殿は江戸時代初期の建築で、いづれも重要文化財。