山下圭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
山下圭(やました けい 1971年 - )は、元慶應義塾大学野球部の選手。
[編集] 高校時代(日比谷高校時代)
1990年、都立日比谷高校を卒業。高校3年次の夏の甲子園都予選では、帝京・前田三夫監督も認める大会屈指の好投手の一人であった兎田投手(横浜国大)を擁するも、1回戦で都立淵江高校の五十嵐投手の前に山下ら打線が沈黙、1-3で敗退した。
[編集] 慶応野球部時代
その後、慶應義塾大学法学部入学。野球部の門をたたくも、4年次まで出番は回ってこなかった。4年次の1993年東京六大学野球春のリーグ戦で、主に代打での出場であったが、前田祐吉監督ら首脳陣に長打力・その打撃の非凡性を認められ、秋のリーグ戦ではチャンスを掴み5番打者・レフトとして定着。リーグ最終の早慶戦まで単独での首位打者にあり、その後も試合に欠場を通せば間違いなくその座を掴むことはできた。結局、最後の試合では4打数1安打に終わり、明治大学・野村克則と首位打者の栄冠を分けることになった。なお3番打者は、2学年下の高木大成であった。