岩下明裕
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岩下明裕(いわした あきひろ, 1962年-)は、日本の政治学者。専門は、ロシア外交、中露関係史。
熊本県生まれ。九州大学法学部卒業後、北九州大学大学院で修士号、九州大学大学院で博士号取得。九州大学法学部助手、山口県立大学国際文化学部助教授を経て、現在、北海道大学スラブ研究センター教授。
2006年、著書『北方領土問題』で第6回大佛次郎論壇賞を受賞。
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『「ソビエト外交パラダイム」の研究――社会主義・主権・国際法』(国際書院, 1999年)
- 『中・ロ国境4000キロ』(角川書店, 2003年)
- 『中・ロ国境の旅――「4000キロ」の舞台裏』(東洋書店, 2003年)
- 『北方領土問題――4でも0でも、2でもなく』(中央公論新社[中公新書], 2005年)
[編集] 編著
- 『ユーラシア国境政治――ロシア・中国・中央アジア』(北海道大学スラブ研究センター, 2005年)
- 『国境・誰がこの線を引いたのか――日本とユーラシア』(北海道大学出版会, 2006年)