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平家貞(たいらのいえさだ、1084年(応徳元年) - 1167年(仁安2年))は、平安時代後期の平家の郎党。桓武平氏の傍流であるが祖父は平貞光・平範季、父は平家房(季房)・平範季と諸説ある。官位は左衛門尉、筑後守。子に家継、貞能らがある。
平清盛の父平忠盛の郎党として海賊追捕に貢献。 その子の清盛に仕えて保元の乱、平治の乱で活躍している。 忠臣として著名で、忠盛が殿上人になった際に公卿たちの闇討ちの計画を立ち聞きし、それを未然に防いだという。 この逸話は平家物語に詳しい。