廃帝昭文 (南朝斉)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
廃帝昭文(はいていしょうぶん、480年 - 494年、在位494年)は、中国の南北朝時代の斉の第4代皇帝。姓は蕭、名は昭文、字は季尚。2代皇帝武帝の孫、3代皇帝廃帝昭業の弟。死の直前の封国から海陵王とも通称される。
486年に臨汝公に封ぜられる。494年に、兄の蕭昭業が廃位された(殺害された)ことにより、西昌侯蕭鸞により帝位につけられた。
しかし、政治の実権は蕭鸞が執っており、蕭鸞の許可無しでは皇帝は食事の献立すら自由に出来なかった。そして即位からわずか4ヶ月後には、蕭鸞が手を回した皇太后の詔により廃位され、海陵王に落とされ、間もなく殺された。
|
|
カテゴリ: 中国史の人物 | 魏晋南北朝時代の人物 | 480年生 | 494年没 | 歴史関連のスタブ項目