弥彦神社事件
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弥彦神社事件 (やひこじんじゃじけん)とは、1956年(昭和31年)1月1日午前零時過ぎ、新潟県西蒲原郡弥彦村の弥彦神社の拝殿前で初詣客が、恒例の餅まきに殺到し、玉垣が崩れ、参拝客が将棋倒しになった事件である。
死者124名、重軽傷者77名の大惨事となった。
同様の事故として明石花火大会歩道橋事故がある。
[編集] 経過
毎年恒例の餅巻きに殺到した参拝客の重さにより、15段ある石段を登り切ったところにある玉垣が崩れ、支えを無くした参拝客が2メートル落下。参拝客が折り重なるようになった。初詣の事故としては、過去最多の死傷者を記録した。
[編集] その後
国家公安委員会は警備の不手際の責任を検討。新潟県警察幹部らが戒告・異動処分。神社側の責任者2名が引責辞任。
[編集] 関連項目
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