恵那桜徹
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恵那櫻徹(えなざくら とおる、1960年7月26日 - )は、岐阜県恵那郡坂下町(現在の中津川市)出身で押尾川部屋(現存せず)所属の元大相撲力士。最高位は西前頭筆頭。本名は早川徹(はやかわ とおる)。得意技は突っ張り、押し。四股名の由来は出身地である中津川市付近に位置する恵那山の桜より。
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[編集] 略歴
1977年3月場所に初土俵を踏む。同部屋の同期生に騏ノ嵐、佐賀昇がいて、3人とも幕内まで出世した(ただし3人が同時に幕内にいたことはない)。1986年3月場所に新十両。しばらくの十両生活を経て1988年11月場所に新入幕。入幕後は順調に昇進し、前頭筆頭にまで番付を上げた。大関・横綱との対戦経験もあり、特に朝潮、小錦には各2回の取組に全て勝っている。
真面目な性格で稽古熱心。回転のいい突っ張りに威力があったが、晩年に肘を痛めたこともあり、三役にはあと一歩届かなかった。しかし晩年は骨折を押してまで本場所に出場をし、十両優勝を成し遂げたこともあった。
1994年7月場所に引退。年寄名跡「錣山」を襲名(後に「竹縄」に名跡を変更)したが、1999年7月に日本相撲協会を退職した。 父親はタクシー運転手。
[編集] 主な成績
- 幕内成績:175勝215敗
- 幕内在位:26場所
- 敢闘賞:1回(1989年5月場所)
[編集] 改名歴
- 早川 徹(はやかわ とおる)1977年3月場所-1984年7月場所
- 恵那櫻 徹(えなざくら -)1984年9月場所-1994年7月場所
[編集] 年寄変遷
- 錣山 徹(しころやま とおる)1994年7月-1995年11月
- 竹縄 徹(たけなわ -)1995年11月-1999年7月
[編集] 関連項目
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