提灯火
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
提灯火(ちょうちんび)は、日本各地に伝わる鬼火の一種。
[編集] 概要
田の畦道などに出没し、地上から高さ1メートルほどの空中を漂い、人が近づくと消えてしまう。四国の徳島県では、一度に数十個もの提灯火が、まるで電球を並べたかのように現れた様子が目撃されている。
化け物が提灯を灯していると言われていたことが名の由来で、狐の仕業とも言われている。
[編集] 関連項目
[編集] 出典元
- 多田克己 『幻想世界の住人たち IV 日本編』 新紀元社、1990年、232頁。
- 水木しげる 『妖鬼化 4 中国・四国編』 Softgarage、2004年、106頁。