文字電話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
文字電話(もじでんわ)は、ウィルコム(旧・DDIポケット)がPHS網を利用して提供しているメッセージ専用サービス及びその端末のことである。
目次 |
[編集] 概要
1999年2月、DDIポケット(当時)がサービスを開始した。
文字や手描きイラスト等のやり取りに特化しており、音声通話やパケット通信は利用出来ない。Pメール、PメールDX対応の一般PHS端末とのメールやインターネットメールの送受信が可能。また、PメールDXのシステムを利用した各種情報サービスや文字電話端末間のチャットの他、αメール[1]の送信、ポケットベルへのメッセージ送信が可能である。
文字電話対応の料金プランは、専用端末でのみ契約が可能である。しかしサービスの始まった1999年に3機種が登場して以降新しい端末は発売されていない。
ただ、NTTドコモが2007年限りで、ポケットベルサービスを廃止する意向を示しており、ポケットベルのユーザー取り込みの成否が機種・サービス継続有無を占うものと思われる。
[編集] 端末
- 東芝
- PM-T101「TEGACKY」(テガッキー) 1999年2月発売
- カシオ
- PM-C101「Me-Tel」(メーテル) 1999年4月発売
- トミー
- 手描きPipi(東芝製PM-T101のOEM)