日本クラブユースサッカー選手権 (U-15)大会
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日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会(にほん-(アンダー15)たいかい)は、日本サッカー協会と日本クラブユースサッカー連盟の共同主催により行われる、中学生年代(第3種登録チーム)のクラブチーム(Jリーグ、JFLなど社会人チームの傘下にあるジュニアユースチームも含む)で争う公式戦のタイトルで、1986年に長野県で第1回大会が開かれた。1997年からは福島県のJヴィレッジが会場。
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[編集] 大会の方式
※2005年度の大会を参考とした
[編集] 参加チームの割り振り
各地域の予選を勝ち抜いた32チームが出場。
- 北海道1
- 東北2
- 関東9
- 東海4
- 北信越3
- 関西7
- 中国2
- 四国1
- 九州3
[編集] 予選リーグ
- 32チームを4チームずつ8組に分けて1回戦総当り方式でリーグ戦を行い、各組第2位までの8チームが決勝トーナメントに進む。(35分ハーフ 延長なし)
- 勝ち点は勝ち3、引き分け双方に1、負け0とし、同点の場合得失点差、総得点、当該チームの対戦成績、抽選により決定する。
[編集] 決勝トーナメント
- 16チームの完全勝ち抜き制で、35分ハーフで同点の場合10分ハーフの延長戦(ゴールデンゴール方式ではない)、更に同点の場合はPK戦とする。
- 決勝戦進出チームは高円宮杯全日本ユースサッカー選手権(U-15)大会の本戦出場権(クラブユース連盟枠)を得る。
- 3位決定戦はしないので、準決勝敗戦2チームは自動的に3位となる。
[編集] 歴代優勝チーム
- 1986年度 読売FC(関東)
- 1987年度 兵庫FC(関西)
- 1988年度 読売サッカースクール(関東)
- 1989年度 読売FCジュニアユース(関東)
- 1990年度 読売FCジュニアユース(関東)
- 1991年度 読売FCジュニアユース(関東)
- 1992年度 日産FC(関東)
- 1993年度 横浜マリノスジュニアユース(関東)
- 1994年度 岐阜VAMOS(ヴァモス)(東海)
- 1995年度 清水エスパルスジュニアユース(東海)
- 1996年度 清水エスパルスジュニアユース(東海)
- 1997年度 清水エスパルスジュニアユース(東海)
- 1998年度 ジェフ市原ジュニアユース(関東)
- 1999年度 京都サンガジュニアユース(関西)
- 2000年度 横浜F・マリノスジュニアユース(関東)
- 2001年度 浦和レッズジュニアユース(関東)
- 2002年度 柏レイソルユース(関東)
- 2003年度 FC東京U-15(関東)
- 2004年度 ヴェルディジュニアユース(関東)
- 2005年度 浦和レッズジュニアユース(関東)
- 2006年度 横浜F・マリノスジュニアユース追浜(関東)
[編集] クラブユース東西対抗戦
当大会期間中、クラブユース連盟の技術委員会による審査を行い、優秀選手には毎年9月に名古屋市瑞穂公園ラグビー場で開かれるメニコンカップ・日本クラブユースサッカー東西対抗戦の出場メンバーとして推薦される。これは当大会の第10回記念大会を記念して1995年から毎年開いている。
[編集] 試合方式
- 全国を東西に分けての対抗戦。
- 東軍 北海道、東北、関東、北信越
- 西軍 東海、関西、中国、四国、九州
- 35分ハーフで同点の場合延長戦はなしでPK戦で勝敗を決める。
[編集] 歴代のスコア
太字は勝利チームを表す
- 1995年度 東軍3-3(PK4-5)西軍
- 1996年度 東軍1-1(PK4-2)西軍
- 1997年度 東軍1-1(PK2-4)西軍
- 1998年度 東軍3-3(PK5-6)西軍
- 1999年度 東軍2-0西軍
- 2000年度 東軍3-2西軍
- 2001年度 東軍0-1西軍
- 2002年度 東軍3-2西軍
- 2003年度 東軍3-3(PK4-3)西軍
- 2004年度 東軍1-3西軍
- 2005年度 東軍6-0西軍
- 2006年度 東軍2-1西軍