日本通訳学会
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日本通訳学会(にほんつうやくがっかい、英称: the Japan Association for Interpretation Studies)は、日本国内で唯一、通訳・翻訳にかかわる研究領域を対象とする学会である。
[編集] 概要
日本通訳学会は、「通訳の理論と実践および教育に関する科学的・多面的研究を促進するとともに、この分野の社会的理解の増進に寄与すること」を目的とした学会であり、2000年9月23日に設立された。その前身となったのは1990年に近藤正臣(大東文化大学経済学部教授)・水野的(放送通訳者、立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科特認教授)らを中心に出発した「通訳理論研究会」であり、その10周年を記念して学会へと昇格した。現在の会長は鳥飼玖美子(同時通訳者、立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科教授)である。
日本通訳学会は、毎年、9月23日に年次大会/会員総会を開いている。会場は、比較的規模の小さい学会ではよくあることであるが、会長他理事の本務校で行われることになる。学会の活動は、年次大会のほかに本部例会、関西支部例会、3つの分科会(通訳教育分科会、コミュニティ通訳分科会、翻訳研究分科会)がそれぞれ年に数回開催される。