日産・ADバン
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| 日産・ADバン | |
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| 先代 | サニーバン パルサーバン バイオレットバン オースターバン |
| 初代 | |
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| 製造期間 | 1982年 – 1990年 |
| ボディタイプ | 3ドア/5ドア ライトバン |
| 車台が共通の車種 | サニーカリフォルニア |
| 同クラスの車種 | トヨタ・カローラバン トヨタ・スプリンターバン マツダ・ファミリアバン スバル・レオーネバン いすゞ・ジェミネットII ホンダ・シビックプロ 三菱・ランサーバン 三菱・ミラージュバン |
| 2代目 （写真は派生型のAD-MAXバン） |
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| 製造期間 | 1990年 – 1999年 |
| ボディタイプ | 5ドア ライトバン |
| 姉妹車、OEM | マツダ・ファミリアバン スバル・レオーネバン |
| 車台が共通の車種 | サニーカリフォルニア |
| 同クラスの車種 | トヨタ・カローラバン トヨタ・スプリンターバン ホンダ・シビックプロ 三菱・リベロカーゴ |
| 3代目 | |
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| 製造期間 | 1999年 – |
| ボディタイプ | 5ドア ライトバン |
| 姉妹車、OEM | マツダ・ファミリアバン スバル・レオーネバン |
| 車台が共通の車種 | ウイングロード |
| 同クラスの車種 | トヨタ・プロボックス トヨタ・サクシード ホンダ・パートナー 三菱・ランサーカーゴ |
| 4代目 | |
| 製造期間 | 2006年 – |
| ボディタイプ | 5ドア ライトバン |
| 姉妹車、OEM | マツダ・ファミリアバン |
| 車台が共通の車種 | ウイングロード |
| 同クラスの車種 | トヨタ・プロボックス トヨタ・サクシード ホンダ・パートナー 三菱・ランサーカーゴ |
| この表は自動車のスペック表テンプレートを使用しています | |
ADバン（エーディーバン）は、日産車体が製造、日産自動車が発売する商用車。かつては乗用モデルとして「ADワゴン」もあった。尚、「ADワゴン」は、かつてマツダにOEM供給され、ファミリアワゴンとして販売されていた。
目次 |
[編集] 歴史
[編集] 初代（1982-1990年）
- 1982年10月登場。サニーバン、パルサーバン、及びバイオレットバン、オースターバンの後継車と位置付けられ、登場当初は取り扱い販売会社ごとに、サニー系販社が「サニーADバン」、チェリー系販社（後にプリンス系販社に統合）が「パルサーADバン」、日産系販社が「ダットサンADバン」と車名が区分されていた。ボディバリエーションは5ドアと3ドアの2種であるが、同じサニー（B11型）をベースとする「サニーカリフォルニア」とはキャビンやリアサスペンション（ADバンはそのためにリアサスペンションがリーフスプリングである）の形状が異なっている。登場時は丸型ヘッドランプであった。搭載するエンジンはCE13型、E15型、CD17型の三種類。
- 1985年、マイナーチェンジ。ヘッドランプが角型に変更された。
- 1988年5月、これら3種類のADシリーズの車名を「ADバン」に統一。
[編集] 2代目（1990-1999年）
- 1990年10月、モデルチェンジ。サニーカリフォルニア（のちのウイングロード）と基本構造を同一とする。
- 1993年9月、タイ、および台湾にて東南アジア向け「ADリゾート」の生産、および販売開始。同月にはメキシコ日産自動車会社から日本向けADバンの出荷が開始された。余談ではあるが、タイではこのY10型をベ－スにしたピックアップを「ウイングロード」として販売している。
- 1994年8月、マツダに「ファミリアバン」としてOEM供給を開始。このOEMは2007年現在でも継続中である。同時期にはスバルへ「レオーネバン」のOEM供給を開始（2001年で終了）。
[編集] 3代目（1999年-）
- 1999年6月、モデルチェンジ。前モデル同様、2代目ウイングロードと基本構造を同一とする。搭載エンジンは全て直列4気筒。DOHCガソリンのQG13DE型、QG15DE型を2WD専用とし、QG18DE型を4WD専用、DOHCディーゼルのYD22DD型を2WD、4WD両方に設定した。なお、ウイングロードは2005年11月に3代目（Y12型）にフルモデルチェンジを行ったがADバンは引き続きY11型のままであった。
- 2000年1月、QG18DEN型CNG燃料噴射方式エンジンを搭載するCNGV（圧縮天然ガス自動車）を追加。
- 2000年4月、運輸省が2000年度より開始した低排出ガス車認定制度で「超－低排出ガス車（平成12年基準排出ガス75％低減レベル）」として初めて認定。認定に伴い型式変更。
- 2002年7月、CNGVが国内累計販売1000台を達成。
- 2002年8月 マイナーチェンジ。内外装を一部変更する。ディーゼルは廃止。
- 2004年5月、一部改良にて内外装のデザインを変更、および利便性を高める。
- 2006年1月、生産拠点を日産車体湘南工場から日産自動車九州工場に移管。
[編集] 4代目（2006年-）
- 2006年12月20日モデルチェンジ。名称はADとADエキスパートとなる（現行エキスパートは事実上廃止）。3代目ウイングロード(Y12型)と基本構造を共有する。当初はガソリンエンジン搭載の2WD車のみの発売でエンジンはCR12DE型、HR15DE型、MR18DE型（ADエキスパートのみ）を設定している。搭載されるトランスミッションは4速オートマチック車のみで2WDマニュアル車と4WD車はQG15DE(2WD)、QG18DE(4WD)搭載のY11型車を継続販売し、4WD車については2008年夏以降の発売予定となっている。（日産自動車によるプレスリリース）ちなみに、マツダにOEMされているファミリアバンは2007年1月24日よりこのモデルとなった。インストアッパーボックスのフタには自動車では初めてホワイトボードが標準装備された。
- 2008年秋より年間3000台規模で三菱自動車工業向けにOEM供給を開始予定。[1][2]
[編集] 車名の由来
- 「AD」は「前進した」「進歩した」を意味する「ADVANCED」の略語。
