春野恵子
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春野 恵子(はるの けいこ、本名・旧芸名:唐木恵子=からき・けいこ 1973年7月22日 - )は、東京都出身の元タレント・浪曲師である。白百合学園中学校・高等学校卒業、東京大学教育学部卒。血液型はA型。父親は東京大学名誉教授・唐木英明である。
大学時代は劇団を作り地道に活動していた。日本テレビの「進ぬ!電波少年」の企画「電波少年的東大一直線」で、東大卒の肩書きを買われて、お笑い芸人の坂本ちゃんの家庭教師役を務め、見事日本大学文理学部合格を成し遂げた(高学歴の人間として会場の観覧客から選ばれたという事になっているが、当然のように仕込み)。以来「ケイコ先生」と呼ばれ、親しまれる。
2001年に「救命病棟24時」など数々のテレビドラマやバラエティー番組、CMなどに出演した。しかしテレビタレントとしての活動は本意ではなく、2003年12月に結婚に伴い芸能界を引退。
のちに寄席で聞いた浪曲に感銘を受け、2006年3月に関西で活躍する浪曲師の春野百合子に弟子入り、「春野恵子」という芸名で浪曲師として再デビューした。
菊地まどか、幸いってん、一風亭初月(浪曲専門の曲師)等と共に、若手浪曲師で構成された「新宣組」を結成する。
2007年度から開始のサンテレビジョン(兵庫県ローカル)のニュース番組「ニュース・シグナル」で毎週水曜のコメンテーターを担当し、一旦引退して以来4年ぶりにブラウン管に登場する。