村崎芙蓉子
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村崎 芙蓉子 (むらさき ふよこ、1935年 -)は、日本の医師・文筆家。東京都出身。。東京都立西高等学校を経て、東京女子医科大学卒業。循環器内科医。
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[編集] 親族・来歴
元最高裁判所判事、村崎満の長女(兄弟姉妹はいない)。 夫は北里大学医学部精神科、名誉教授、村崎光邦。夫の出身は、父の出身と同じ、徳島県阿南市である。慶応大学医学部卒業。日本のセロトニン関係の臨床応用への神経薬理学の第一人者。日本のSNRI、SSRIの薬剤の添付文書では、大抵、村崎光邦の文献が引用されている。
[編集] 略歴
東京女子医科大学卒業後、同大付属日本心臓血圧研究所にて、循環器医学を学ぶ。 その後、新宿三井ビルクリニック副院長を経て、'92年「女性成人病クリニック」開設。同クリニック院長。もともと、多芸多才で、それまでも、「こころに赤い聴診器―クリニカル・エッセイ (文化出版局 )」の執筆や講演等で多忙な日々をすごしていたが、「カイワレ族の偏差値日記(鎌倉書房)」が、NHKでTVドラマ化されたことで、一躍評判となり、中央教育審議会への参加など含め、さらに多彩な活動をするようになる。第40回NHK紅白歌合戦にも、審査員として出場。
cf.「カイワレ族の偏差値日記 鎌倉書房、1987年」の、巻末の絵の遺影は、父、満である。
[編集] 主な著書
- こころに赤い聴診器―クリニカル・エッセイ (文化出版局 、1983年)
- カイワレ族の偏差値日記 (鎌倉書房、1987年)(文庫:文藝春秋 、1993年)
- 3番診察室にどうぞ (角川書店、1992年)
- 冷え症、肩こり、更年期障害を改善する献立と料理120品―血行障害を軽減し、ホルモンバランスを整える 東畑 朝子 村崎 芙蓉子 2000年)
- かづきれいこの40歳から元気になるメイク―顔の赤み、冷えのぼせ、シミ、たるみもかづきメイクで解決! かづき れいこ 村崎 芙蓉子 2002年)
- 更年期障害の最新治療―症状と対処法、診断と検査法、療法がやさしくわかる 、2004年)
[編集] 外部リンク・その他
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