東奥日報ニュース
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東奥日報ニュース(とうおうにっぽうニュース)は、東奥日報の協力により、青森放送(RAB)が制作・放送しているニュース番組である。開局当初から続いている。月曜~金曜夕方に放送される「RABニュースレーダー」や、特別編成時に放送の「RABニュース」以外のニュース(テレビはローカルニュースのみ。ラジオは全国(一部海外)ニュースも含む)にはこのタイトルが使われる。
なお、2006年まで「東奥日報ニュース」は、青森県弘前市のコミュニティーFM放送局・エフエムアップルウェーブでも、月曜日から金曜日の「モーニングカフェラッチェ」内で朝8:00から放送していた。尚、2007年から「FMアップルウェーブ」では8時から東北地方のCFM17局ネットでNEXCO東日本提供の番組放送の為、放送していない模様。
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[編集] 放送時間
[編集] テレビ
※2006年7月1日からハイビジョン・ステレオ制作による放送を開始。
※放送時間は2007年4月からのもの
- 月曜~金曜
- 朝…6:28~6:30(「ズームイン!!SUPER」に内包)
- 昼…11:39.50~11:50(「NNNニュースD」終了後SB枠なしで放送)
- 夜…21:54~22:00(金曜を除く)
- 1991年9月までは火曜の放送があり、同期までの水曜及び1993年3月までは木曜の放送が無かった。2007年4月からは火曜の放送が再開された。
- 土曜
- 昼…11:35~11:40
- 夕方…18:20~18:30
- 夜…21:54~22:00
- かつては7:00~7:10の放送もあったが、1996年4月の「ズームイン!!サタデー」放送開始でこの時間の枠は消滅した(現在は天気予報のみ)。
- 日曜
- 朝…7:00~7:05
- 2006年3月26日までは放送時間が7:10までだった為、青森県内の天気も放送していた(現在は2007年4月から「NNNニュースサンデー」のローカル枠で放送)。
- 昼…11:25~11:30
- 夕方…18:51~18:53頃(「真相報道 バンキシャ!」に内包)
- 夜…21:54~22:00
- 朝…7:00~7:05
※尚、21:54のニュースは、番組改変期などには放送時間の変更や休止となる。
※ちなみに、21:54のニュース本編の後に放送される天気予報のBGMは、パイプオルガンの演奏が流れている。
[編集] ラジオ
※一部を除いて、ワイド番組に内包される形で放送。プロ野球期間中は21:00のニュースは無い。
かつてはナイターシーズンでも22:00に放送していたが、2000年10月からはニッポン放送製作の番組をネットするためナイターオフシーズンのみ21:00での放送となった。ただし、2002年4月から数週間は22:00にもニュースを放送し、ニッポン放送製作の番組(当時はallnightnippon SUPER!)を22:05に飛び乗りで放送していたが、すぐにニュースはとりやめとなった(2001年には22時台最後の音楽を途中でフェードアウトして(22:57頃)でニュースを放送した事もある。しかし、放送時間が3分であった上に、一時期競艇情報を1分間放送することもあったので、2分で放送しなければならないこともあったので、2002年以降は22:00からのニュースの打ち切り後は放送されていない)。
※2007年4月~9月
- 土曜
- 7:00
- 9:00、10:00、11:00、12:00(「岡田照幸とサタデー夢ラジオ」に内包)
- 15:00(「夢ラジ+」に内包・但し、2006年12月23日の放送で筋野裕子アナウンサーは、「東奥日報ニュース」と言っていなかった。)
- 18:00
- 日曜
- 7:55、9:55、11:00
- 12:05、13:00、14:00、15:00(「良平のラジオにおいでよ!!」に内包)
- 16:00にもニュースがあるが、これは「RABニュース」として放送(RAB公式発表より)。
- 18:00、22:00
※2006年9月までは、毎時30分にも短いニュース(スポットニュース)があった。こちらは「RABヘッドラインニュース」というタイトルだった。
[編集] テレビ版・オープニングの変遷
- 初期のオープニングは北日本の地図を映した後、東奥日報社の社旗がフレームインされ、更に番組タイトル(当時の技術からか、『東奥日報ニュ_ス』の表示になっていた。)がズームアップするものが使用された。この映像は2003年のRAB開局50周年特番で流れた。
- 開始時期は不明だが、1991年10月1日の青森朝日放送(ABA)開局まではブルーバックの静止タイトルで、アニメーションもテーマ曲も用いられていなかった。その代わりにタイトル時は、その時々の担当アナウンサーが挨拶も兼ねて「東奥日報ニュースをお伝えします」とコールしていた(キャスター制が主流になってからは、どのアナウンサーも必ず挨拶時にコールしているが、以前は綱川和夫や後藤美穂子など言わずに省略するアナウンサーもいた)。
- ABA開局後はアニメーションCGを用いたオープニングに変更。それから2006年9月まで3代オープニングが制作されたが、初代と2代目は北東北、3代目('01~'06.9)では青森県の地図をCGで写していた。また3代目より“ニュース”のロゴが変更されている。そして、2006年10月にて映像が現在の4代目に変更されたが、青森県の地図が無くなった(オープニング映像もハイビジョン制作になった)。
- 現在のテーマ曲は、1992年4月から使われている。1993年3月までは「RABニュースレーダー」と平日の17:45~18:00に放送していた「RABニュース&ウェザー」でも異なるアレンジで使用していた。
[編集] その他
- RABテレビのスポットニュースは基本的に「東奥日報ニュース」だが、ビッグスポーツイベント(オリンピックやW杯・日本シリーズ等)の中継時や年末年始等の番組特別編成時はRABニュースとして放送される。尚、24時間テレビ放送中は、“東奥日報ニュース”は休止されるものの“RABニュース”としても放送されずタイトルなしのニュースで放送される。
- ラジオニュースにおいて、国内ニュースの一部や海外ニュースは、共同通信から配信されている(韓国からの一部ニュースは「聯合ニュース」から配信を受けている)。テレビニュースは、青森ローカルニュースのみ。
- 2001年まで夜21:54のテレビ放送はテロップニュース(キャスターの顔が出ずに項目だけが画面に表示される)で、青森放送で最後まで残っていたテロップニュースだった。
- 2004年4月~2006年6月初旬まで、月曜~金曜・お昼の放送は全面バーチャルセット形式で放送しており、アナウンサーの名前出しと見出しのテロップフォーマットも通常版と異なっていた(書体は平常版と同様)。使用終了までテロップフォーマットとバーチャルセットのデザインを2回変更した。地上デジタル放送開始後、全面バーチャルセットでの放送は「ニュースレーダー」内の天気予報のみとなった(顔出し時に表示されるニュース映像の縮小画面は引き続きバーチャルシステムを使っている)。
- 2006年のある朝の東奥日報ニュースで筋野裕子アナウンサーが、本番が始まっているのに気が付かず、何度も読み返している場面が映るというハプニングを起こし、その年の日テレ系「女子アナNG大賞」に入選したことがある。
[編集] 関連項目
- RAB耳の新聞
- スポットニュース
- ラジオ局ローカルニュースタイトル一覧